おねしょについて
今日は、おねしょについてお話していきたいと思います。
おねしょについては、それぞれに悩みを抱えているのではないでしょうか?
「うちの子、まだおねしょをするんだけど大丈夫?」
「そもそも、おねしょってなんでするの?」
「夜寝る前にトイレに行っても、おねしょをしてしまう。」
という方が多いと思います。
そこで今日は、「おねしょ」について分かりやすく解説していきたいと思います。
それでは、どうぞ!!
【おねしょについて】
なぜ、子どもはおねしょをするのでしょうか?
その理由を説明します。
おねしょは、寝ている間に作られる尿の量と、膀胱に貯められる尿の量のバランスが悪いときに起こります。
大きく分けると、3つのタイプに分かれます
①夜間に作られる尿の量が多いタイプ
②膀胱に貯めることができる尿の量が少ないタイプ
③上記の両方が合わさったタイプ
脳の中には、抗利尿ホルモンがあり、おしっこを作るのを抑える働きがあります。
子どもは、成長の過程で睡眠のリズムが完成され、夜間にたくさんの抗利尿ホルモンが作られる様になります。
抗利尿ホルモンがたくさん分泌されるようになると、夜間の尿の量が減り、おねしょがなくなるのです。
おねしょのメカニズムはご理解いただけたでしょうか?
それでは、考えてみましょう。
おねしょは叱って治るものでしょうか?
違いますよね。
体が成長しないと治らないのです
それを踏まえたうえで、以下のようにおねしょの改善に取り組んでみましょう。
①怒らない
おねしょは体の問題が大きいので、怒ってはいけません。
本人が一番傷ついて、心配しているのです。
精神的に追い詰めるのは、悪循環を生みます。
優しい声をかけてあげましょう。
②寝る前の水分量は少なめに
1日を通して減らす必要はありませんが、寝る前の2~3時間前からは水分の取り過ぎに気をつけましょう。
風呂上がりの水分もコップ半分くらいが適量です。
ある程度の期間を設け、上記の2つを実践したのに全く改善が見られない場合は、保育士に相談したり、小児科を受診したりしましょう。
おねしょ記録をつけたり、投薬の指示があるかもしれません。
まずは、お近くの保育園・小児科に相談しましょう☆